Loading...
エントリー エントリー
一覧へ戻る

news
新着情報

2025.05.08
活動報告

総合防災訓練を実施しました

当法人では、災害発生時に迅速かつ適切な対応が取れるよう、毎年2回総合防災訓練を実施しています。特に、重心施設として、多くの利用者の方が自力で避難することが難しい状況を踏まえ、職員が迅速かつ正確に避難を支援できるよう、防災対策に力を入れています。月1回の避難訓練を継続し、災害時の対応力を日々強化しています。

2025年5月7日(水)には、やまびこ医療福祉センターを主体とした総合防災訓練を実施し、みなよし療護園およびたらちね学園からも職員が参加しました。訓練は西消防署のご協力のもと、安全かつ実践的に行われました。

訓練の概要

  • 訓練種目:総合防災訓練(やまびこ医療福祉センター主体、みなよし療護園・たらちね学園参加)
  • 実施日時:2025年5月7日(水)15:00~15:40(晴天)

訓練の進行

今回の訓練は「北棟1階調理室からの出火」を想定し、火災発生から避難指示、救護活動までを一貫して行いました。特に自力避難が難しい利用者の方々の安全確保を最優先に、職員は以下の各班に分かれて役割を遂行しました。

  • 統括指揮者:非常時の全体指揮を担当し、各地区指揮者からの報告を集約し、消防への引き継ぎを行います。
  • 地区指揮者:施設ごとに本部を設置し、情報を集約。職員・利用者の安全を確保。
  • 探索班:館内を確認し、取り残し者がいないか確認。
  • 救護班:負傷者の救助および応急手当を実施。
  • 救出班:負傷者を安全に避難場所まで搬送。
  • 避難誘導班:職員と利用者を指定避難場所へ誘導。
  • 消火班:初期消火活動を担当(消火器、屋内消火栓)。
  • 安全班:施設周辺設備の安全確認を担当。
  • 通報連絡班:消防署への通報および館内放送を担当。

訓練終了後、西消防署の担当者より講評が行われ、訓練内容に関するアドバイスをいただきました。実際の火災時に備え、初期消火の方法や避難経路の確認方法など、職員にとって大変勉強になる内容でした。特に新入職員にとっては貴重な学びの機会となりました。
 

消火器取扱い説明と実技訓練

訓練終了後は、伊敷分遣隊による消火器の取扱い説明および消火実技訓練を実施しました。新入職員を中心に、各部署から数名が参加し、消火器の基本操作や使用時の注意点を確認。実際に消火器を使用し、火災時の初期対応を学びました。

防災への取り組み

当法人は重心施設として、利用者の安全を確保するため、防災対策に特に力を入れています。毎月の避難訓練をはじめ、職員全員が災害時に適切に対応できるよう、日々の訓練と教育を継続しています。今後も定期的な訓練を実施し、災害対応力の向上に努めてまいります。