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「ざっくばらん会」って何?第1回を開催しました
法人内のコミュニケーション促進に向けた新たな取り組みとして、第1回「ざっくばらん会」を開催しました。
今回は、全事業所から5等級職員24名が集まり、「部署横断的なコミュニケーションを考える」をテーマに、法人内の事業所たらちね学園の見学とグループワークを行いました。
終了後のアンケートでは、回答者23名全員が今回のグループワークについて「とてもよかった」または「よかった」と回答しました。また、「普段から顔は知っているが、仕事の話などをゆっくりできる場はなかった」「話がしやすいスタッフが増えた」「今後会ったときに声をかけたい」といった声もありました。
単なる親睦ではなく、法人内の“顔の見える関係づくり”を考える第一歩となりました。
「ざっくばらん会」という名前について

「ざっくばらん会」。
名前だけ聞くと、少しゆるそうです。
実際、私たちの中にも「この名前でいいのか?」という声がありました。
ただ、今回あえてこの名前で始めてみたのは、まさに“ざっくばらんに話せる場”をつくりたかったからです。
ちなみに、この名称についても今回の話し合いのテーマにしました。
「少しくだけすぎていないか」
「もっと目的が伝わる名前がよいのではないか」
「堅すぎない方が話しやすいのではないか」
そのうえで、複数の班からは「ざっくばらん会のままでよいのではないか」という意見も出されました。
名前も含めて、みんなで考える。
その過程も含めて、今回の「ざっくばらん会」らしい時間になりました。
飲み会だけがコミュニケーションではない時代に
健康経営優良法人の認定要件の一つに、「職員間のコミュニケーションの促進」があります。
ただし、職場におけるコミュニケーションのあり方は、時代とともに変化しています。
かつては、飲み会、職員旅行、忘年会、余興の準備などを通じて、自然と職員同士の関係が築かれてきました。もちろん、こうした機会が職場の一体感や、顔の見える関係づくりにつながってきた面もあります。
一方で現在は、働き方や価値観が多様化し、労働時間と私生活の切り分けもより重視されるようになっています。職員同士の交流は大切ですが、従来と同じ方法だけでコミュニケーションを促進していくことは難しくなっています。
近年の調査でも、職場行事に対する意識は一様ではありません。
Job総研「2025年 忘年会意識調査」では、今年の職場忘年会について「参加したい派」が60.1%、年代別では20代が71.0%と最も高い結果となっています。一方で、参加したくない理由としては、「プライベートを優先したい」が56.5%、「飲み会のノリについていけない」が38.7%、「上下関係が面倒・疲れる」が38.1%とされています。
また、株式会社日本デザインが実施した「Z世代の社員旅行に対する意識調査」では、約3人に1人が社員旅行に「参加したくない」と回答しており、しんどいと感じる点として「上司や先輩への配慮が求められるから」が56.8%で最多となっています。
つまり、若い世代が交流そのものを望んでいないわけではありません。
むしろ、20代の忘年会参加意欲が高いという調査結果もあります。
問題は、「交流するか、しないか」ではなく、どのような形なら参加しやすく、負担感が少なく、意味のある交流になるのかということです。
だからこそ今回は、これからの職場コミュニケーションの形を、職員自身で考えてみることにしました。
会場は、たらちね学園
今回の会場は、法人内の児童養護施設です。
まずはアイスブレイクも兼ねて、施設内の見学を行いました。



同じ法人内であっても、医療機関で働く職員にとって、児童養護施設の仕事は普段なかなか見えにくいものです。反対に、児童養護施設の職員にとっても、医療や障害福祉の現場には日常的に関わる機会が少ない部分があります。
見学では、児童養護施設の環境や子どもたちの生活の場としての役割について知る時間となりました。
その後、たらちね学園の職員より、施設の役割や日々の支援内容について説明がありました。


法人内には、医療、障害福祉、児童養護など、さまざまな分野があります。それぞれの仕事を知ることは、「同じ法人で働く仲間」としての相互理解につながります。
参加者のアンケートでも、「たらちね学園の見学と子どもたちの日常などを知れてとても良い機会だった」「同じ法人にいながら、まるで別の法人の施設に課外授業に来ている感覚だった」といった声がありました。
グループワークは、思った以上に盛り上がりました
施設見学の後は、5つの班に分かれてグループワークを行いました。





はじめに、職場コミュニケーションのあり方が変化していることを簡単に共有しました。
かつての飲み会や職員旅行だけに頼るのではなく、現在の働き方や職員ニーズに合った、参加しやすく負担感の少ない交流の形を考えることが今回のテーマです。
各班では、今後の交流のあり方について話し合い、最後に全体で発表してもらいました。



発表では、ランチ会や茶話会、サークル活動、施設見学、年代別・入職年別の交流など、形式にこだわらず、職員が参加しやすい形を考える意見が多く挙がりました。
また、「等級別」「同期別」「年代別」「入職年別」など、集まる対象の分け方についても多くの意見が出ました。目的に応じて切り口を変えることで、共通の話題が生まれやすくなり、話しやすさにもつながるのではないかという意見がありました。
特に印象的だったのは、「セッティングされないと自発的な交流は難しい」「集まるきっかけが大事」という意見です。
職員同士が自然に交流できることが理想ではありますが、実際には日々の業務に追われ、他部署とゆっくり話す機会は限られています。だからこそ、法人として一定の場を設けることに意味があるのだと感じました。
グループワーク終了後は、法人が用意したお弁当を食べながら、参加者同士で自由に談笑する時間も設けました。
発表が終わった後ということもあり、会話はより自然な雰囲気に。グループワーク中に出た話題の続きを話したり、普段の業務のことを共有したり、他部署の職員と改めて話したりする様子が見られました。




アンケートにも、率直な声が寄せられました
終了後のアンケートでは、今回の会を通じて感じたことや、今後の交流のあり方について、さまざまな声が寄せられました。
印象的だったのは、「普段から顔は知っているが、仕事の話などをゆっくりできる場はなかった」という声です。
同じ法人で働いていても、部署や事業所が違えば、日常的に深く関わる機会は多くありません。今回のように、あえて話す場をつくることで、お互いの仕事内容や考え方に触れるきっかけになったようです。
ほかにも、
話がしやすいスタッフが増えた
今後、お会いする機会があれば声をかけたい
他部署の方にも積極的に声をかけようと思った
たらちね学園の見学と子どもたちの日常などを知れて、とても良い機会だった
といった感想がありました。
また、今後の交流については、ランチ会、茶話会、施設見学、サークル活動、年代別・入職年別の交流など、参加しやすい形を考える意見も多く出されました。
一方で、「セッティングされないと自発的な交流は難しい」「集まるきっかけが大事」という声もありました。自然な交流を大切にしながらも、その最初のきっかけは法人としてつくっていく必要があるのかもしれません。
小さなきっかけから、つながりを広げる
今回の「ざっくばらん会」は、部署や事業所を越えて話す機会を試行的につくる取り組みでした。
終了後には、法人が用意したお弁当を食べながら、グループワーク中の話題の続きをしたり、普段の業務について話したりする様子も見られました。
大きな仕組みを一度につくるのではなく、まずは少し話せる場、顔を合わせる場、相手の仕事を知る場をつくること。
第1回「ざっくばらん会」は、法人内のつながりを広げるための小さな一歩となりました。
今回の「ざっくばらん会」は、5等級職員を対象とした交流の試行でしたが、当法人ではこれまでも、部署や職種を越えた交流の機会づくりに取り組んできました。
以前には、若手職員を対象とした交流会も実施しています。
若手交流会の様子については、こちらの記事もぜひご覧ください。
関連記事:
参考
Job総研「2025年 忘年会意識調査」
Z世代を対象とした社員旅行に関する意識調査