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新着情報
2025.07.31
活動報告 ふれあい看護体験2025を実施しました(中学生2名参加)
2025年夏、当法人では鹿児島県看護協会主催の「ふれあい看護体験」に参加し、中学1年生の女子生徒2名が看護の現場を体験しました。
この取り組みは、看護の魅力を広く伝え、将来の担い手を育てることを目的としています。
■ 実施内容
摂食体験

実際にとろみのついたお茶を飲んだり、噛まずにクッキーを食べてみたり、介助する側・される側の立場を交代しながら、食事の大切さと支援の難しさを体感しました。
「自分の口で、毎日おいしくご飯が食べられる幸せを感じた」
「丁寧で優しく、声掛けをしながら看護をする大切さが分かった」
車椅子乗車体験

日常的に使用されている車椅子に実際に乗り、移動時の揺れや不安、段差の怖さなどを実感しました。利用者の立場に立つことの大切さを肌で感じる貴重な時間となりました。
コロナ対応の防護服着用体験

感染症対策として現場で使われる防護服を実際に着用。看護師がどのような装備で日々利用者の命と向き合っているのか、実感をもって学んでいただきました。
■ 参加者の声(抜粋)
- 利用者さんの動画を見て、利用者さんもスタッフもみんな笑顔だと思った
- 当たり前に学校に行き、好きなことをする生活が嬉しいことだと改めて分かった
- 看護師さんが、利用者さんのことを考えながら毎日看護している様子がよく分かった
- 街で困っている人がいたら、勇気を出してお手伝いをしたい
■ 担当職員より
初めての体験に緊張していた様子もありましたが、時間が経つにつれて笑顔も増え、真剣なまなざしで看護の現場に向き合う姿が印象的でした。
将来、医療や福祉の世界に進むかどうかはまだこれからですが、「人に寄り添う」という看護の原点を感じてもらえたことが、何よりの成果だと感じています。
当法人では、今後もこうした体験の機会を大切にし、地域の子どもたちに「看護ってすてきだな」と思ってもらえる取り組みを続けてまいります。