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2025.12.26
特集インタビュー・座談会

2025年度看護部新卒座談会「大人買い、夜勤、成長実感。入職8か月の本音トーク」

登壇者

野田さん
やまびこ医療福祉センター 看護部看護係

浜崎さん
やまびこ医療福祉センター 看護部介護係

相良さん
やまびこ医療福祉センター 看護部介護係

進行:看護副部長 道中さん

入職8か月。
新卒看護師・介護福祉士4名が集まり、
仕事のこと、同期のこと、これからのことを語りました。


最近、楽しかったことって何?

道中さん
まずはリラックスした話題から。最近何か楽しかったことある?

相良さん
Snow Manのライブに行きました!
花道がめちゃ近くて、席からめっちゃ見えて…
3時間くらいあったけど、生まれて初めて3時間が1時間くらいに感じたんです(笑)
銀テープもゲットしました!

道中さん
5連休取って行けたんだよね。師長さんが休みくれて、よかったね。

寺田さん
僕は仕事終わりに前のバイト先の人たちと飲みに行ってきました。
20時から久しぶりの面々で、懐かしくてジーンときちゃって…
ついつい飲みすぎてグロッキーになったけど、たまには集まるのも必要だなって感じました。

道中さん
自分のお金で飲みに行くって最高だよね(笑)

浜崎さん
私は月1で会う地元の友達と、指宿のイルミネーション見に行きました。
結構広くてすごくきれいで、社会人って感じがしました。

道中さん
お金を払って楽しむって、社会人って感じだね。

野田さん
幼馴染のところに熊本へ行ってきました!
昼に着いてラーメンを食べて、そのあと服を見に行ったんですけど、
気づいたら友達がトータルで20万円くらい買ってて(笑)。

昔は近所の公園で、お金を使わなくても一緒に遊んでたのに、
お互い社会人になって、「こんな買い物するようになったんだな」って思いました。

道中さん
大人買いだね(笑)。12万円の革ジャンを着た野田さんの姿を楽しみにしています!


そもそも、どうしてやまびこに決めたの?

道中さん
じゃあ、ちょっと真面目に。就職を決めたきっかけって何だった?

寺田さん
僕は慢性期の病院を探していて、先に野田君がオープンホスピタルに来てて。
給与や福利厚生、職員さんの対応がすごく優しくて、
「ここで働きたい」と思いました。

野田さん
僕は小・中・高ずっとバスケをしてて、
そのバスケ仲間の弟に障害がある方がいて、障害分野に関心がありました
就活の時に思い出して、オープンホスピタルに参加して、
職員さんの笑顔を見て、「一人一人をしっかり見たい」と思って決めました。

浜崎さん
私は短大で介護を学んでいて、もともと障害分野で働きたいと思っていました。
そんな中で、やまびこで働いている先輩の話を聞く機会があって、
さらに特別支援学校で看護師をしている母からも「やまびこはいいよ」と教えてもらったんです。

オープンホスピタルに参加したとき、病棟で利用者さんの誕生日会をしていて。
職員さんも利用者さんも一緒になってお祝いしている、そのアットホームな雰囲気がとても印象に残りました。

「ここでなら、自分もこの輪の中に入って働きたい」
そう思って、やまびこを志望しました。

相良さん
1年生の授業でやまびこの話を聞いたときに、
「障害のある方と関わってみたい」と思ったんです。
実習もすごく楽しくて、「ここしかない」と思いました。

道中さん
オープンホスピタルが終わって、玄関でお見送りをしているときだったよね。
「絶対に、ここに就職したいです!」って、すごく熱く話してくれて。

学生のうちから、ここで働く姿を思い描いてくれていたんだなと感じて、
あのときの言葉は、今でもよく覚えています。
みんなが学生時代からやまびこを見てくれているのは、本当に嬉しいことです。


実習・入職後で印象に残っていることは?

道中さん
実習や働き始めて印象に残ってることって何?

寺田さん
なのはな病棟で利用者さんと関わったとき、
「こういう寄り添い方がいいんだ」って思ったんです。
急性期ではなかなかできない1対1の関わりが印象的でした。

野田さん
言葉のない利用者さんとも関われて、
「職員さんが来るだけで笑顔になる関係」がすごいなって。
利用者さんに「かっこいい」って言われたこともあって…(笑)

道中さん
心を開いてくれてる証拠だね。

浜崎さん
誕生日会でみんなが盛り上げてくれて、一人の方にたくさんの人が関わっているのを見て、
“チームで関わるってこういうことなんだ”と感じました。

相良さん
実習のときは緊張してできなかったけど、今は利用者さんを愛情持って接することができています。
イベントのときの楽しそうな雰囲気が、本当に印象的でした。


やまびこで働くことの魅力は?

道中さん
やまびこのここがいいな思うことは?

寺田さん
就業時間が7時間半で、残業がほとんどないところは大きいです。
時間になったら、みんなパッと帰るんですよね。

職員旅行も、仕事扱いで日勤として行けるのがありがたいです。
他のところだと、そうじゃないって聞くので。

正直に言うと、ボーナスは思っていたより多くてびっくりしました(笑)

野田さん
寺田さんがほとんど言ってくれました。
僕もボーナスは「思ってたより多いな」って思いました。

道中さん
7時間30分で残業がほとんどないから、
自分の時間がちゃんと持てる。
その分、職員も心に余裕を持って働けているのかもしれないね。
たくさんボーナスもらえてるから、っていうのもあるかもね(笑)

浜崎さん
研修がしっかりしているところもいいなと思います。
他の病院だと、4月で研修が終わるって聞くこともあって。

やまびこは年間を通して研修があるし、
介護福祉士だけじゃなく、先輩たちと一緒に受けられるのも安心です。

相良さん
夜勤も、友達のところは10月くらいから始まっていて、
みんな不安そうでした。

やまびこは月に3回までで必ずフォローの方がついてくれて、
4回目で夜勤のひとり立ちなので、段階を踏めているのがありがたいです。

大変だったこと、乗り越えたことは?

道中さん
もちろん良いことばかりじゃないよね。大変だったことは?

寺田さん
ある方の容体が急に悪くなって、その時は頭が真っ白で…。
“すみません”しか言えなかったけど、
先輩が励ましてくれて、乗り越えられました。

道中さん
その時すぐ呼べたのは良かった。次につながる経験だね。

野田さん
意思疎通が難しい利用者さんとの関わりで悩みました。
先輩に声掛けや表情の読み方を教えてもらって、
少しずつコミュニケーションの形が分かるようになりました。

浜崎さん
腰を痛めた時期もあって、先輩が助けてくれたり、体の使い方を教えてもらったのが大きかったです。

相良さん
利用者さんの異変に気づけなかったことが心に残っていて、
もっと早く気づけたんじゃないかと思う瞬間もあります。


この仕事を選んでよかったと思う瞬間

寺田さん
採血が一発で取れたとき、「看護師で良かった」と思いました。

野田さん
家族に「看護師になったのすごいね」って言われた時は、
男性看護師って良いなと思いました。

浜崎さん
祖母の友達に紹介された時、「孫が介護福祉士なんだよ」って誇らしそうに言ってくれて嬉しかったです。

相良さん
最近、母の血圧を測ってあげて、「ありがとう」って言われた時、
仕事って生活の一部だなって実感しました。


同期の存在

病棟には年上の職員が多く、同世代はほとんどいない。
だからこそ、この4人は自然と話しやすい存在になっているようでした。

集まると話すのは、仕事の深い悩みというより、
「一人暮らししたいよね」とか、「最近どう?」といった近況の話。
気負わず話せて、無理に踏み込まなくてもいい距離感です。

同じ時期に入職して、同じ研修を受けてきたからこそ、
言葉にしなくても分かる空気がある。
そんな安心感が、やり取りの端々から伝わってきました。


やまびこに合う看護師・介護福祉士とは

話題は自然と、「どんな人がこの職場に合うのか」へ。

お話ができなくても、笑ってくれる利用者さんがいる。
その笑顔を大切にできる人。

言葉がなくても、動けなくても、よく見て、よく気づいてくれる人。

利用者さんだけでなく、自分自身も「楽しい」と思えていること。
心に余裕を持って関われること。

業務としてこなすのではなく、利用者さんの声に耳を傾け、
一人ひとりに向き合おうとする姿勢。

慣れてきても雑にならず、一つひとつの関わりを大切にできる人。

そして、最後に出たのは、とても素直な言葉でした。

「年が近い人が、もっと入ってきてほしい」


これから、どんなふうに成長していきたい?

今はまず、一つひとつの技術を確実に身につけていくこと。
焦らず、でも立ち止まらずに。

「できれば、この4人で同じ病棟で働けたらいいよね」
そんな言葉が自然に出てきます。

勤務が違って、すれ違うことも増えていく。
それでも、駐車場で顔を合わせたときに「最近どう?」と声をかけ合ったり、
大きな悩みじゃなくても、ちょっとした気持ちを共有したり。

特別なことをしなくても、
一緒に長く、楽しく働いていけたらいい。
助け合いながら、それぞれが前に進んでいくイメージが語られました。

道中さん:
時差勤務や夜勤が始まると集まりにくくなるから、意識して会う機会を作ってね。